レーシック110>ウェーブフロントレーシック


ウェーブフロントレーシックは、従来のレーシックに最新技術を取り入れた、視力矯正手術の1つです。

ウェーブフロントレーシックは、その人だけが持つ、角膜のデータを詳細に取ることによって、 不正乱視の方も手術が可能になりました。

ウェーブフロントレーシックとは

ウェーブフロントレーシックは、患者さんそれぞれの角膜の状態に合わせて、 治療する視力矯正手術で、従来のレーシックを一歩進歩させたものです。

人間の眼(角膜)は、1人1人微妙な形のひずみがあり、このひずみによって、光の屈折がずれて、眼の網膜に正確に焦点が集まりません。

ウェーブフロントレーシックは、このひずみを「ウェーブスキャン」や「ウェーブフロントアナライザー」 と呼ばれる検査機器で、角膜のかなり詳細なひずみのデータを取ります。

(ちょっと専門的になりますが、このひずみによって起る光の屈折のずれを「収差」と呼んでいます。)

ウェーブフロントレーシックは、このデータを元にして、手術が行なわれますので、オーダーメイドの視力矯正手術といえます。

ウェーブフロントレーシック手術の流れは、従来のレーシックとほぼ同じになります。 (手術の具体的な流れは、レーシック手術当日をご覧ください。)

ただし違いが一つあり、手術中のエキシマレーザーの照射は、患者さんの角膜のデータを元にして、 コンピューター制御で全て行なわれます。
これによって、正確な視力矯正が可能になり、より視力の向上が期待できます。

また、近視や乱視だけでなく、今まで手術が難しかった不正乱視の手術も、可能 になったのが、ウェーブフロントレーシックです。

一方、従来のレーシックでも、手術前に角膜のデータは取りますが、その患者さんだけが持つ、微妙な角膜のひずみ(収差)の データまではとれません。

このため、エキシマレーザーの照射も均一なものとなり、100%患者さんに合わせた、矯正手術とはいえない部分があります。

とはいえ、従来のレーシックで十分な効果があり、メガネやコンタクトが不要になった方は、数百万人以上に達しています。

また、視力矯正手術の中では、十数年以上の実績がありますので、手術をお考えの方は、費用やクリニックをきちんと確認して、 選ばれたらよいでしょう。

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ウェーブフロントレーシックのメリット

ウェーブフロントレーシックは、高精度の検査機器を使った手術のため、次のようなメリットがあります。

視界

ウェーブフロントレーシックは、わずかな角膜のひずみを矯正できるので、 手術後ははっきりとした視界が得られます。これは手術によって、角膜を通った光が網膜に正確に焦点が、 集まるようになるからです。

高い視力が要求される、飛行機のパイロットや自衛官などの方に、向いている手術といえます。

不正乱視

従来のレーシックでは手術できなかった、不正乱視も矯正できるようになりました。

合併症

レーシック合併症である、光のにじみや光の周りにモヤがかかったように見えるハロ現象、 あるいは明るい所がまぶしく見える、グレア現象の症状がほとんどありません。夜間に、自動車の運転をされる方には好評のようです。

手術内容

ウェーブフロントレーシックの手術中に行なわれる、エキシマレーザーの照射は、コンピューター制御によって自動化されていますので、 角膜の矯正が非常に正確になります。

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ウェーブフロントレーシックのデメリット

ウェーブフロントレーシックには、メリットだけでなく次のようなデメリットもあります。

手術時間

ウェーブフロントレーシックは、その方だけの角膜の微妙なひずみに合わせた手術のため、通常この検査だけでも、 1時間前後かかります。

検査準備

手術するには、精密な角膜のデータを取る必要があるので、角膜を検査する前の3週間〜1カ月間は、 コンタクトレンズを利用できません。

これは、コンタクトレンズをはずして、すぐに検査した場合に角膜のひずみを、正確に測定できないからです。

クリニックと手術代

最先端の高価な検査機器(ウェーブフロントアナライザー、ウェーブスキャン)が必要となるため、 手術ができるクリニックが限られています。

また、ウェーブフロントレーシックは従来のレーシックよりも精度が高い技術のため、 手術代が10万円〜15万円ほど高くなります。

視力の保証

ウェーブフロントレーシックは、個人差に合わせたオーダーメイドの矯正手術といえます。

しかし、手術を受けた全ての人が、最初に予想していた視力に向上して、視界もクリアになる保証はありません。
(これは、全ての手術にいえることですが。)

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