エピレーシック |
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エピレーシックとはエピレーシックで作るフラップの厚みは、約50〜60マイクロメートル(0.05ミリ〜0.06ミリ)と、ごく薄いもので、角膜の一番外側を切ります。 人間の角膜は、5層構造になっていて、外側から順に 角膜上皮層、ボーマン膜、角膜実質層、デスメ膜、角膜内皮層となっています。 エピレーシックでは、フラップを一番外側の角膜上皮層だけで作り、一方レーシックでは、角膜上皮層とボーマン膜、角膜実質層の一部でフラップを作ります。 このため、角膜の薄い方や強度の近視の方は、レーシック手術ができないケースが多いのです。 また、角膜上皮層は再生能力があるので、エピレーシックで作ったフラップは、時間がたつとはがれ落ちて、新しい角膜上皮層と入れ替わります。 ただ、フラップが大変薄いため、最初は角膜の表面を、コンタクトレンズで保護する必要があります。 大体、エピレーシックの手術から1週間ほどたつと、角膜上皮層の再生が進みますので、クリニックでチェックした後、コンタクトレンズをはずすことになります。 エピレーシックのメリット<1>角膜が薄くても手術できる エピレーシックは、フラップを薄く作るため、角膜の薄い方や強度の近視で、レーシック手術できない方でも、手術が可能です。 このフラップは、角膜上皮層だけで作られるので、レーシックのフラップとは区別して、「上皮フラップ」と言われています。 <2>眼に対する衝撃に強い エピレーシックでは、薄いフラップ(上皮フラップ)を作り、保護用コンタクトをつけるので、外から強い刺激があってもフラップがずれることが、ほとんどありません。 また、上皮フラップは手術後時間がたつと、はがれ落ち、後から新しい角膜上皮層が再生されますので、完全に手術前の状態に戻ります。 例えば、腕をナイフで切ったときでも、時間がたつと傷口がふさがって、完治するのと同じことです。 このため、激しい運動をするスポーツ選手や、格闘家に向いた手術方法といえます。 <3>アルコ−ルを使わない エピレーシックと似た手術方法に、ラセック(LASEK)があります。ラセックでは、上皮フラップを作るときにアルコールを使うため、角膜への負担がありますが、エピレーシックではこれがありません。 <4>PRKよりも痛みがなく、視力の回復が早い PRKは、フラップを作らない視力矯正手術ですが、術後の痛みが強いことと、回復までに時間がかかるデメリットがあります。 ですがエピレーシックでは、PRKよりも痛みが少なく、視力の安定や回復が早い傾向にあります。 エピレーシックのデメリット<1>痛み レーシックは個人差もありますが、手術後の痛みはほとんどありませんが、エピレーシックは手術後、数日から1週間ぐらい痛みが残ります。 ただし、フラップを作らないPRKよりは、痛みが少なくなっています。 <2>合併症 エピレーシックでは、レーシックと同じように、次のような症状が起こることがあります。 ・ハロ(ハロー)現象 ・・・光の周辺が、ぼんやりとモヤがかかったように見える ・グレア現象 ・・・明るいところが、いつもよりまぶしく見える ・コントラストの低下 ・・・色の明暗を区別する力が弱くなる 詳しくは、このサイトのレーシック合併症をご覧ください。 <3>コンタクトレンズの着用 エピレーシックで作る上皮フラプは、レーシックのフラップよりかなり薄いため、これを保護するために手術後1週間ぐらいは、コンタクトレンズをつける必要があります。 コンタクトレンズの取り外しは、角膜上皮層がしっかり再生しているのを、クリニックで確認してからになります。 <4>角膜のにごり エピレーシックは、角膜の表面をレーザーで照射する手術のため、角膜のにごり(ヘイズ)が起こることがあります。
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